【育毛食】ニンニクが育毛に良いというのは本当か?【アリルシステイン】

髪の毛や育毛に良いと言われる食材・料理はたくさんあります。

中には科学的にしっかりとした根拠があるものもあれば、信ぴょう性に乏しい怪しいものも…。

今回は「にんにく」について検証します。

にんにくは髪の毛や育毛に良いのか?

にんにくというといかにもスタミナがつきそうな食べ物ですよね。にんにくと言えば焼肉や餃子。いずれも体力がつきそうな食べ物ばかりです。

ホラー映画や小説が好きな人には、ドラキュラの苦手な食べ物としても有名ですね。

それから現実的な話としては、食後のにおい。デートや営業の前にはにんいくを含む食べ物は食べられませんね。

それでは、にんにくは髪の毛や育毛に良いのでしょうか?

にんにくに含まれるアリルシステインは髪の毛の成長を活性化させる?

実は、にんにくは育毛に良いと言われています。

その秘密は、にんにくに含まれる「アリルシステイン」という物質にあります。

このアリルシステインが人間の体の知覚神経を刺激し、IGF-1という発毛に関わる因子を増加させます。

この説の根拠となっているのは、岡嶋教授の「IGF-1理論」。IGF-1はいわゆる「発毛シグナル」のひとつで、髪の毛の元になる毛母細胞に、細胞分裂して増殖するように促す因子です。

岡嶋教授の理論では、体内の知覚神経を適度に刺激することで、IGF-1が増加し、育毛が期待できるとされています。

知覚神経の刺激にはさまざまな方法がありますが、特に効果的なのが知覚神経を刺激する物質を含む食べ物を食べること。最も有名なのが豆腐と唐辛子ですが、にんにくも効果的と言われています。

IGF-1理論についてもう少し詳しく

人間の髪の毛の成長には、主に二つの細胞が関わっています。

それは毛母細胞と毛乳頭細胞。

毛母細胞は先に述べたように髪の毛の元になる細胞で、この細胞が細胞分裂して増殖していくことで髪の毛になります。

一方、毛乳頭細胞は、いわば「発毛の司令塔」とでも言うべき役割を持っています。

どういうことかと言うと、毛乳頭細胞はさまざまな「発毛シグナル」と呼ばれるたんぱく質を合成し、この発毛シグナルを毛母細胞に送り届けることで、毛母細胞の細胞分裂を活性化させています。

つまり、毛母細胞に「増殖して髪の毛になれ」という指令を出すのが毛乳頭細胞なのです。

発毛シグナルはひとつではなく何種類かありますが、IGF-1はその一つです。

そして、「IGF-1理論」では、人間の体の中の知覚神経を刺激するさまざまな食事・行動によって、育毛を促すことを主張しています。

アリルシステインのさまざまな働き

アリルシステインはIGF-1の増加による育毛以外にも、様々な働きが期待できます。

具体的には次のとおり。

・血中コレステロール値の改善
・血液をサラサラにする
・抗酸化作用によるエイジングケア
・認知能力の改善
・体温の上昇による免疫機能の強化

もちろん、にんにくを多少食べたからといって、これらが劇的によくなるわけではありません。

しかし、適度に食べていれば、少しずつよくなっていくことは期待できます。

もちろん、にんにくが良いからといって過剰に食べ過ぎるのは厳禁です(笑)

注意!男性型脱毛症(AGA)が進行している場合は、にんにくだけでは改善しない

にんにくに含まれるアリルシステインは確かにIGF-1を増加させ、育毛に良い影響を与えるのですが、これだけで薄毛・ハゲが改善するわけではありません。

特に、すでに男性型脱毛症(AGA)を発症しており、薄毛化が進行している場合は注意が必要です。

薄毛化が進んでいる場合は、いくらにんにくを食べたとしても、薄毛が劇的に改善することはないでしょう。IGF-1の増加による育毛よりも、AGAによる薄毛化の方が早いからです。

AGAになってしまった場合は、育毛剤などでケアを行いつつ、にんにくなどの育毛に良い食事はサポート的に使うのが最も良い方法です。

サポート的に使うのであれば、にんにくを食べることは決して無駄にはなりません。

にんにくは育毛に良い?-まとめ

にんにくに含まれるアリルシステインは発毛シグナルのひとつであるIGF-1を増加させる。

そのため、にんにくは育毛にとっては良いと言える。

ただし、男性型脱毛症(AGA)が進行した状態などでは、にんにくだけで髪の毛を取り戻すことは不可能。その場合には、育毛剤や自毛植毛などによってしっかりと対策をすることが必要。

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