ワカメや昆布などの海草類を食べると育毛に良い?

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長く信じられてきたハゲの都市伝説に、ワカメや昆布などの海草類を食べるとハゲないというものがありました。

海草はいかにも黒々、フサフサとしていて、黒髪の人がほとんどの日本では、豊かな髪の毛の象徴と見られてもおかしくありませんね。

結論から言えば、海草を食べたからと言ってハゲないというわけではありません。また、海草類をたくさん食べること「だけ」によって、男性型脱毛症を改善することもほとんど不可能です。

しかし、海草類は育毛に不要な存在かというと、そうではありません。逆に重要な存在です。

まずは復習:男性型脱毛症(AGA)はなぜ起こるのか?

原因は男性ホルモンDHT(ジヒドロテストステロン)

男性型脱毛症は、その名前のとおり、男性ホルモンが原因となって起こります。

男性ホルモンのテストステロンは、筋肉や骨格の形成、体毛の成長に関与します。テストステロンは血流によって全身の細胞に届けられますが、毛根の細胞も例外ではありません。

テストステロン自体は男性型脱毛症の原因となりません。

しかし、毛根の細胞内に存在する5αリダクターゼという酵素によってジヒドロテストステロン(DHT)に変換されてしまうと、脱毛を引き起こす作用を持ちます。

髪の毛は、毛乳頭細胞という毛根の付け根にある細胞が毛細血管から酸素や栄養(アミノ酸やミネラルなど)を受け取り、発毛を促すシグナルを毛母細胞に発し、毛母細胞が細胞分裂を行うことで成長していきます。

ところが、DHTが男性ホルモン受容体と結合して毛乳頭細胞に作用すると、毛乳頭細胞は発毛ではなく脱毛を促すシグナルを発し始めます。

DHTはヘアサイクルの成長期を短縮させる

人間の髪の毛は成長期(およそ5~7年)に太く長く伸び、退行期(数カ月)に成長が止まります。そして、休止期(数週間)に抜け落ちた後、再び成長期となって新しい髪の毛が生えてきます。

この成長期⇒退行期⇒休止期の流れをヘアサイクル(毛周期)と言います。

男性型脱毛症(AGA)になり、毛乳頭細胞が脱毛を促すシグナルを発し始めると、次第に成長期が短くなってきます。その結果、細く短い毛しか生えないようになり、最終的にハゲと呼ばれる状態になってしまいます。

男性型脱毛症は育毛剤を使わなければ改善できない

2017年現在では、男性型脱毛症を治療するためには、医薬品や医薬部外品に指定された育毛剤を使わなければ十分な効果を得ることはできないとされています(他にも自毛植毛などの手段があります)。

ほぼ初期のような男性型脱毛症であれば、日常生活の改善などで多少は緩和できる可能性があるかもしれませんが、ある程度進行した状態では育毛剤の使用は不可欠です。

育毛剤には二つの種類があり、①DHTを生成する5αリダクターゼの働きを阻害するタイプ、②毛乳頭細胞を活性化させるタイプがあります。

海草類が直接男性型脱毛症の改善には至らない理由

海草類には5αリダクターゼの作用を阻害したり、毛乳頭細胞を活性化させる成分が含まれていません。

正確に言えば、少しはこれらの作用を持つ成分も含まれていますが、食事で摂取する量の海草類には、男性型脱毛症を改善するほどの成分量を含んでいません。

従って、どれほど海草類を摂取したとしても、医学的に効果があると言えるような、男性型脱毛症の予防効果や改善効果はありません。

しかし、それでは育毛において海草類を食べることは全くの無駄か、と言われるとそうでもありません。

育毛環境を整えるという意味では、海草類の摂取は間接的に貢献

海草類にはミネラルが豊富に含まれています。

具体的には亜鉛やヨード、カルシウムです。

また、フコイダンやアルギン酸、フノランなどの食物繊維や、アミノ酸も豊富です。

髪の毛の元になる毛母細胞が細胞分裂して増殖するためには、アミノ酸の他にミネラルも必要となります。

ミネラルが不足した状態が続くと、髪の毛の成長に悪影響がある可能性があります。男性型脱毛症(AGA)ですでに薄毛になっている場合は、なおさらです。

従って、適度に海草類を摂取することは、ミネラルを補給するという意味では重要です。

男性型脱毛症(AGA)の治療には育毛剤などが不可欠ですが、かといって日常の食生活をないがしろにしていては、せっかくの育毛剤の効果も減じてしまう可能性はあります。

栄養バランスの取れた適量の食事をしっかりとり、髪の毛の成長に不可欠な栄養を確保することは、育毛剤の効果を最大限に引き出す「育毛環境」を整える上で大切です。

海草類はその点では立派に「育毛食」と言えます。

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