脂っこい食事ばかり摂っているとハゲるのは本当か?

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コンビニ弁当やチェーンの居酒屋で出されるいかにも脂っこい食事。特に都会で一人暮らしをしていると、どうしても中性脂肪の多い食事になりがちです。

薄毛・ハゲにまつわるさまざまな説の中には、脂っこい食事を食べているとハゲるというものがあります。

この説が本当なのか、検証してみました。

検証!脂っこい食事でハゲるというのは本当なのか?

脂っこい食事でハゲると言う説の根拠は皮脂=悪玉説?

改めてこの説を検証してみたところ、脂っこい食事でハゲるという説の根拠は、血中のコレステロール量が増加することで、頭皮の皮脂の分泌が促進され、その皮脂が毛穴に詰まって薄毛に至るというものでした。

また、血中にいわゆる「悪玉コレステロール」が増えることにより、血流が悪化し、結果的に毛髪の成長に悪影響が与えられるという根拠も挙げられるています。

つまり、まとめると、脂っこい食事でハゲるという説は次の二つを根拠としています。

  1. 血中コレステロールが増加し、頭皮の皮脂が増える
  2. 血中コレステロールが増加し、血流が悪化、毛根が栄養不足になる

確かに、脂っこい食事、それも質のあまりよくない油を使った食事ばかり摂っていると、血中に悪玉コレステロールが増加し、健康によくない影響を及ぼします。

しかし、血中コレステロールが増加したとしても、それが男性型脱毛症(AGA)を直接引き起こす原因となるわけではありません。

男性型脱毛症(AGA)のメカニズムについて復習

男性型脱毛症は男性ホルモンが原因となって起こる脱毛症です。

通常、健康な髪の毛は、毛乳頭細胞という細胞が毛細血管から栄養と酸素を受け取り、毛母細胞に細胞分裂をうながすシグナルを送ることで成長してきます。

毛母細胞が細胞分裂を繰り返し、増殖した細胞が角質化して固くなることで、太く長い髪の毛になっていきます。

しかし、男性ホルモンのテストステロンが、毛乳頭内に存在する5αリダクターゼによってジヒドロテストステロン(DHT、いわゆる悪玉男性ホルモン)に返還されると、このDHTが脱毛を引き起こすことがあります。

生成されたDHTは、男性ホルモン受容体というたんぱく質と結合し、毛乳頭細胞の核内に入り込みます。すると、毛乳頭細胞は毛母細胞の細胞分裂を阻害するシグナルを送り始めます。

この状態が続くと、長く太い髪の毛が次第に細く短い状態で抜け落ちるようになり、最終的にはハゲと言われる状態になってしまいます。

まとめると、男性型脱毛症を引き起こす要因として、次の二つの原因が大きく影響していると考えられます。

  1. 5αリダクターゼの活性
  2. 男性ホルモン受容体の感受性

5αリダクターゼの活性の強さ(テストステロンをDHTに変える働きの強さ)によって、生成されるDHTの量が変わってきます。

また、DHTは単独でAGAを引き起こすわけではなく、DHTが男性ホルモン受容体と結合して、毛乳頭細胞の核内に入り込む必要があります。男性ホルモンに限らず、ホルモンと呼ばれる物質は、一般に対応した受容体と結合することで何らかの働きをもたらします。

そして、現在の毛髪科学の知見によれば、5αリダクターゼの活性と、男性ホルモン受容体の感受性は、遺伝的要因によって決まる可能性が高いとされています。

この説が正しいとすれば、

皮脂は男性型脱毛症を引き起こさない

未だにいたるところで聞かれるハゲ話として、皮脂が多いとハゲるという説があります。

結論から言えば、皮脂が多いからと言って、それが原因となってAGAになることはありません。正しくは、AGAになると、皮脂が増えることもある、というのが正解です。

つまり、結果と原因が逆になっているわけです。

AGAを引き起こす5αリダクターゼには、皮脂の分泌を増やすという作用もあるようです。

今回の話、脂っこい食事を食べ続けていると、皮脂が増え、毛穴に詰まってハゲるという説は、かなり極端な説ですので、基本的にはそこまで心配する必要はありません。

※あまりにも極端に皮脂が多いと脱毛が増える可能性も

通常分泌される程度の皮脂では問題ありませんが、何日、何週間と髪の毛を洗わなかったり、過剰に皮脂が分泌される病気になったりすると、脱毛が増える可能性はあります。

ただし、この場合の脱毛は、男性型脱毛症による進行性の脱毛とは異なるため、頭皮の状態が健康になれば基本的には再び生えてきます。

血流が悪化しても男性型脱毛症の原因とはならない

髪の毛の元になるのは毛母細胞です。毛母細胞が細胞分裂を行うことで、髪の毛になっていきます。

細胞分裂には大きなエネルギー(栄養分)が必要となるため、血流が悪化すると、確かに髪の毛の成長が悪化する可能性はあります。

しかし、血行不良によって髪の毛が目に見えて分かるほど薄くなってしまうことは、通常の場合ではほぼ起こり得ません。髪の毛がばっさりと抜けるほどの血行が悪化するなら、体の他の箇所にもさまざまな症状が出てきます。

もちろん、血行が悪くなったからと言って、男性型脱毛症が引き起こされるわけでもありません。上に書いたように、AGAは男性ホルモン(ジヒドロテストステロン)の作用によって起こるからです。

血流が悪化した状態が続くと、髪の毛にダメージが与えられることはありますが、AGAのように進行性の脱毛が起きるわけではありません。

結論:脂っこい食事を食べ続けてもAGAになるわけではない。ただし、すでにAGAの場合は注意

脂っこい食事を食べ続けると、血中のコレステロール量が増え、頭皮の皮脂が増えたり、血行が悪くなる可能性があります。

しかし、皮脂が増えたり、血流が悪くなったからと言って、男性型脱毛症を引き起こす可能性はありません。

ただし、頭皮の皮脂が増えた状態を放置して不潔なままにしたり、血行が悪い状態が続くと、髪の毛が弱って多少抜け毛が増える可能性はあります。

特に、男性型脱毛症をすでに発症している場合、AGAによって弱った髪の毛にダメ押しでダメージを与えてしまうことになるので、すでにAGAになっている場合は全く影響がないとは言えないでしょう。

そもそも、質の悪い油を使った食事ばかり続けていると、髪の毛の前に内臓にいろいろとよくない影響があります。体の健康と育毛は密接に関連しているので、健康に影響が出ない程度にとどめるのが一番です。

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