【育毛食】赤ワインが育毛に良いというのは本当か?【ポリフェノール】

最近では否定的な見解もありますが、適度な飲酒が健康によいということはよく言われています。

中でも赤ワインは、フランス人の平均寿命が長いことから、フレンチ・パラドックス(肉類をたくさん食べる欧米においてフランス人の平均寿命が長いことの矛盾)の秘密と言われています。

実は、赤ワインは育毛にも良いという説があります。今回はこの説を検証してみました。

赤ワインには豊富なフェトケミカルが含まれる

赤ワインは醸造という方法でつくられます。

原材料となる赤いブドウを身だけでなく皮や種ごとすり潰し、その搾り汁を発酵させて作るのです。

そのため、赤ワインには植物由来のフェトケミカルと呼ばれる成分がたくさん含まれています。

フェトケミカル(フィトケミカル)とは植物中に存在する天然の化学物資で、特に健康には必要ないが、健康に良い影響を与えると考えられている物質の総称です。

赤ワインには以下のフェトケミカルが含まれています。

フラボノイド
アントシアニン
カテキン
シンプルフェノール
タンニン
レスベラトロール

これらのフェトケミカルには、動脈硬化の予防や心臓の保護、活性酸素による細胞の老化の防止、認知症予防によいと言われています。

実際、フランスは肉食文化なのにフランス人には動脈硬化や心臓病が少ないようです。

そして、赤ワインに含まれるフェトケミカルには、育毛にも良い効果があることが分かっています。

赤ワインは「発毛因子」のIGF-1を増加させる

赤ワインに含まれるレスベラトロールは消化器官の知覚神経を刺激し、IGF-1を増加させる作用があることが分かっています。

IGF-1は髪の毛の元になる毛母細胞に、細胞分裂して増殖するように促す因子です。

赤ワインはこのIGF-1を増加させる成分を含んでいるのです。

IGF-1理論についてもう少し詳しく

すでに書いたように、髪の毛は毛母細胞と呼ばれる細胞が細胞分裂して増えていくことで成長します。

毛母細胞が細胞分裂するには、「発毛シグナル」というシグナルたんぱく質が必要になります。

この発毛シグナルにはFGF、IGF-1、VEGFなど何種類かありますが、IGF-1(インスリン様成長因子)もその一つです。

男性型脱毛症(AGA)になると、この発毛シグナルが減少し、結果的に毛母細胞の細胞分裂が低活性化すると言われています。

そのため、何らかの集団で発毛シグナルを増やしてやることは、育毛において重要です。

中でもIGF-1は、人間のさまざまな臓器に存在する知覚神経を刺激してやることで、その量が増えることが分かりました。この理論を提唱したのは岡嶋教授です。

適度な運動やサウナに入るなど、日常生活の行動でも知覚神経を刺激することはできますが、最も良いのは知覚神経を刺激しやすい食べ物を食べること。

岡嶋教授によれば、唐辛子が最も良いようですが、唐辛子にもさまざまな食べ物があります。赤ワインもそのひとつという訳です。

注意!男性型脱毛症(AGA)が進行している場合は、赤ワインだけでは改善できない

いくら赤ワインが育毛に良いからと言って、すでにAGAが進行している場合は、赤ワインだけで改善することはほぼ不可能である点には注意してください。

AGAによって薄毛化が進行している場合には、育毛剤を使ってしっかりとケアする必要があります。

ただし、その場合にも赤ワインなどの育毛に良い食事が無駄かと言えば、決してそんなことはありません。

育毛剤を使ってケアを行いつつ、育毛に良い食事を摂れば、それは強力な育毛サポートとなります。

もちろん、育毛に良いとは言え飲み過ぎは禁物。特に赤ワインはお酒ですので、あまり飲み過ぎると肝臓を悪くしてしまいます。嗜む程度に抑えておくのが、髪の毛にも健康にもいちばんです。

まとめ―赤ワインは「発毛シグナル」のIGF-1を増加させる

赤ワインに含まれるレスベラトロールというポリフェノールは、消化器官の知覚神経を刺激し、IGF-1を増やします。

IGF-1は毛母細胞が細胞分裂して髪の毛になるために必要なたんぱく質。

このIGF-1を増やす赤ワインは、育毛に良い飲み物のひとつです。

ただし、すでに男性型脱毛症(AGA)によって薄毛化が始まっている場合には、赤ワインだけで改善することは難しいでしょう。

その場合には、育毛剤によるケアが必要となります。

ですが、育毛剤と同時に赤ワインも適度に飲むようにすれば、強力な育毛サポートとなります。

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