煙草を吸うとハゲる?―ニコチンと育毛の関係。

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タバコを吸うとハゲる?喫煙と薄毛の関係は昔から主張されていましたが、本当に正しいのか検証してみました。

時間がない人は最後の結論部分だけ読んでもらえれば大丈夫です。

煙草を吸うとハゲるのは本当か?

煙草を吸うとハゲると言われる要因

一般的に、タバコを吸うと禿げると言われているのは次の理由からです。

  1. テストステロンとジヒドロテストステロンを増加させる
  2. 血行不良を引き起こす
  3. ビタミン類を破壊してしまう
  4. 「悪玉コレステロール」を増加させる
  5. ヘビースモーカーが禁煙を行うとストレスになる

上記の理由をひとつずつ検証してみましょう。

テストステロンとジヒドロテストステロンを増加させる

喫煙によってニコチンを摂取すると交感神経が優位になります。交感神経が優位になると活動的になるように、体内で男性ホルモンのテストステロンが増加します。

テストステロン自体は直接男性型脱毛症を引き起こすものではありません。

しかし、5αリダクターゼという酵素が活性化すると、このテストステロンがジヒドロテストステロン(DHT)に変換されてしまいます。

このDHTは男性型脱毛症の原因となるため、すでにAGAを発症している場合は、タバコを吸うことで薄毛化が進む可能性があります。

血行不良を引き起こす

ニコチンを摂取すると毛細血管が収縮し、血行が悪化してしまいます。

髪の毛の成長には、毛乳頭細胞に毛細血管から栄養(アミノ酸やミネラル)と酸素が送られることが欠かせないため、血行不良の状態が続くと確かに髪の毛がダメージを受けてしまう可能性はあります。

とは言え、頭皮の血行不良によって、見た目にもハゲと分かるほどの脱毛が起こるかどうかと言えば、それはあり得なさそうな話です。

髪の毛が抜け落ちてしまうほど栄養状態が悪くなる血行不良が起きれば、体の他の箇所にも大きな影響が出てしまうはずです。

また、男性型脱毛症は基本的に悪玉男性ホルモンと言われるDHTが原因になります。ニコチンによって血行不良になったとしても、それが原因となってAGAを発症するわけではありません。

ただし、すでにAGAによって薄毛化が進行している場合は、血行不良を起こすことで追い打ち的なダメージを与えてしまう可能性はあります。

ビタミン類の消費を促進

喫煙してニコチンを摂取すると体内のさまざまな変化によって、ビタミン類が多く消費されてしまいます。

ビタミンCは細胞分裂に必要な栄養分の吸収を促し、ビタミンEは血行を正常に保ち、ビタミンB2は毛髪の再生に関与するなど、髪の毛の成長に関わっているビタミンも少なくありません。

もちろん、ニコチン摂取によってビタミンを消費したとしても、食事などでしっかりと補給できていれば問題になることはありません。

また、髪の毛が抜けてしまうほどのビタミン不足は、体の他の部分にも大きな影響を与えるため、喫煙⇒ビタミンの消費⇒ハゲ・薄毛というのはいささか大げさな説明です。

もちろん、ビタミン不足が直接男性型脱毛症の発症を引き起こすわけでもありません。

とは言え、すでに男性型脱毛症になって薄毛化が進んでいる人が、喫煙に加えて不規則な食生活などによって慢性的な栄養不足の状態となっていれば、髪の毛がさらにダメージを受ける可能性はあります。

「悪玉コレステロール」を増加させる

ニコチンを摂取すると中性脂肪、俗に言う「悪玉コレステロール」が体内で増加することがあるようです。

血中に中性脂肪が増えれば、程度によっては血流が阻害され、血行不良を起こしてしまう可能性があります。

また、体内脂肪の増加は、皮脂の増加にもつながります。

とは言え、これらの原因が薄毛や脱毛につながるかというと、率直に言って影響はほとんどないはずです。

血行不良については、先ほど書いたように、例え頭皮の血流が悪くなったとしても、目に見えて分かるほどの脱毛を引き起こすことはありません。

また、皮脂が薄毛につながるという説も誤りです。詳しくは他のページで解説していますが、皮脂が毛穴に詰まって薄毛化を引き起こすという説は正しくありません。

皮脂が男性型脱毛症の原因となるのも間違いで、逆に男性型脱毛症になると皮脂が増えることはあるというだけです。

ニコチン摂取による中性脂肪の増加は確かに健康にはよくないですが、男性型脱毛症の原因になるわけではない点には注意が必要です。

ヘビースモーカーが禁煙を行うとストレスになる

それまでたくさんタバコを吸っていたヘビースモーカーの方が禁煙を始めると、やり方によっては大きなストレスを抱えてしまうことはあります。

ストレスと脱毛の関係については昔から言われていましたが、現在の毛髪科学の知見では、ストレスが直接男性型脱毛症を引き起こすことはないとされています。

とは言え、過剰なストレスは心身の不調につながりますし、免疫機能を低下させる可能性があるため、総合的に見ると良くないのは確かです。

また、ストレスは体質によっては円形脱毛症を引き起こすトリガーになってしまうこともあります。

結論:喫煙は男性型脱毛症の直接の原因にはならない。しかし、すでにAGAの場合は薄毛を加速させる可能性も

喫煙によるニコチンの摂取は、直接男性型脱毛症を起こすわけではありません。

また、ニコチンの摂取による①男性ホルモンテストステロンの増加②血行不良③ビタミン類の消費④中性脂肪の増加⑤ヘビースモーカーの禁煙時のストレスなども、健康的な人であれば薄毛につながる可能性は低いでしょう。

とは言え、これらの影響は、すでに男性型脱毛症になっていて薄毛化が進んでいる場合には、薄毛化をさらに進行させる可能性があります。

特に、テストステロンの増加は、AGAを発症している=5αリダクターゼの活性が強い人では、直接薄毛の原因となるDHTの増加につながるため、リスクが高いと言えます。

最も、この辺りは体質が大きく影響します。タバコをどれだけ吸っても、フサフサの髪の毛を保っている人はいます。逆に、薄毛になりやすい体質の人には影響がある可能性があります。

言う間でもなく喫煙の健康に対する悪影響は少なくありません。また、タバコの値上げや喫煙場所の制限など、年々喫煙者に厳しい状況になっているのも確か。

ヘビースモーカーの方がいきなり喫煙するのは難しいかもしれませんが、たまに嗜む程度に吸う人なら、育毛のためにいっそのこと止めてしまうのも手です。

特に、すでにAGAとなっていて育毛を始めているのであれば、タバコは止めるに限ります。

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